遂に発売されました!Native Instruments “Traktor DJ for iPad” 。仕事から帰ってきてから、触り倒していますが・・・これヤバイです。ハマります。
そんな Native Instruments “Traktor DJ for iPad” を簡単にレビューしながら、最低限知っておきたい操作を紹介していきたいと思います。物足りない方は、本家にてビデオチュートリアルも公開されていますので是非ご覧ください。
まず、勉強熱心な方は右上の「i」ボタンから、“Notification Center” を開きましょう。いわゆるチュートリアル(マニュアル)を見る事ができます。
“Notification Center” では、まだ読んでいないチュートリアルや新着情報を分かりやすく教えてくれるので、見逃す事無く読破することができます。
“Traktor DJ for iPad” では、iPad内のミュージックライブラリから音源を読み込むことができます。画面下のツマミを上に向かってスワイプし、ライブラリを表示させます。
最初にデッキへロードした音源、または左上でタップしたトラックにマッチする音楽を教えてくれる “Recommended Tracks” は非常に助かります。その他に、プレイリストやアーティスト名、アルバム名などでピックすることができるようになっています。
トラックを選択してデッキにロードしたら、早速再生してみましょう。本家 “Traktor Pro” で長年養われたシンク機能により、驚くほど簡単に2つの曲をミックスしてくれます!
これだけでも「っぽく」なりますが、楽しいのはココからです。
良いパートがあったら、そのエリアを両手または片手の2本指でタップしましょう。すると波形の一部がグリーンに表示され、ループエリアを設定することができます。エリアが選びにくい場合は、各デッキ下部にあるナビゲーターをピンチイン・ピンチアウトし、波形の拡大・縮小を行いましょう。
尚、ループエリアは両端を押さえながらスワイプすることで、長さはそのままエリアのみ移動することが可能です。また、ループエリアを下に向かってスワイプすることで、ループを解除できるようにもなっています。ただし、次に紹介する “フリーズモード” の状態ではどちらも使えませんのでご注意ください。
そんな “フリーズモード” とはなにか?
デッキ左下の「雪の結晶」ボタンを押してみてください。ループを設定している場合はループエリアが、設定していない場合は、見ていたエリアが拡大されて表示が固定されます。あとは、お好きなエリアをタップするだけです!すると、なんとサンプラーで演奏しているかのようにトラックで遊ぶことができちゃうのです。
いやぁ、カッコイイですね。
もちろん、DJ御用達のエフェクタ類も揃っています。各デッキに用意された右側の「FX」または「EQ」ボタンを押してみましょう。定番の “Delay” や “Gater” など、即戦力になりそうなエフェクタや、3バンド “EQ” でリアルタイムな演出を加えることができます。
エフェクタの右側に見える「鍵」のマークは、エフェクタの効果を “ロック” し固定することができます。これにより、トラックの再生は止めたけど “Delay” の効果だけがフェードアウトしながら聞こえる、といった演出が可能になっています。
この他にも、キューポイントの設定など機能は多彩ですが、まず、これだけの機能を押さえておけば、“Traktor DJ for iPad” を思う存分楽しむことができるはずです!
Native Instruments “Traktor Audio 6” や “Traktor Audio 10” のような Core Audio 対応のオーディオインターフェイスを利用するか、ヘッドフォン・スプリッタ・ケーブルを使用し出力をモノラルで左右に振り分ければ、トラックのモニタリングも可能になります。
すでに本家 “Traktor Pro” をお使いの方の評価は分かりませんが、これからDJを始めたい人や、「DJってなにしてるの?」という疑問を持っている方に是非おすすめしたい。たった1,700円で本格的なDJプレイができるのだから。
本家をお使いの方は、キューポイントやグリッドの設定をDropBox経由で “Traktor Pro” と共有できるので、トラックの選考や、プレイの準備をするツールとしても活躍できるアプリとなっています。
しばらく、楽しい時間が続きそうだ〜!
はじめまして。
Traktor proは持っているのですが、このレビューを見させてもらってさっそく購入しました(笑
ドロップボックス内の楽曲ファイルも使用できるのでしょうか?
こんにちわ!お返事が遅くなって申し訳ございません。DropBoxとの連携機能はあるのですが、楽曲のキューポイントといったデータ「Collection Metadata」をTraktor Proと共有するためのもので、楽曲そのものを参照するものではないようですね…。
返信ありがとうございます!
やはり無理でしたかぁ。
ということでituneをまるまるドロップボックスにいれてしまいました(笑
traktor proも持っているのですが、同時に使えそうなので楽しみです。