オリンパスから、同社のフラッグシップ機に位置づけられる新型ミラーレス “OM-D E-M1” が先日発表となりました。
カメラ本体にも様々な特徴がありますが、まず大きな変化ともいえるのが、この “OM-D E-M1” の登場によってマイクロフォーサーズ規格の前身となるフォーサーズ規格の実質的な開発が終了し、マイクロフォーサーズに統合されるという点。
古くからのオリンパスユーザーの方はガッカリな情報かもしれませんが、“OM-D E-M1” が像面位相差AFとコントラストAFを自動的に切り替える「DUAL FAST AF」を搭載することで、フォーサーズレンズも高速なAFで使用できるとのことですので、その使い勝手に期待しましょう。
基本機能も充実しています。シャッター速度は1/8,000秒、上80度/下50度にチルト可能な約104万ドットの3型液晶モニター、インターバル撮影機能にフォーカスピーキングなどなど。この辺りはホームページで是非ご覧ください(笑)
今回、個人的に注目したポイントは「-10℃の環境下でも動作保障。信頼の防塵・防滴・耐低温性能」という謳い文句。昔からオリンパスの防塵・防滴性能は評判が高かったわけですが、ミラーレスの “OM-D E-M1” でもその性能を引き継いでくれたようです。耐圧水深45mのE-M1専用プロテクターも発売されるということですから、アウトドアに最適な一眼カメラとして活躍してくれそう。
1点残念だったのは、動画の記録形式が「1,920×1,080/30p」だということくらいでしょうか。昨今の一眼カメラ、またはコンデジも60pが当たり前になってきているので、動画ニーズのある人には判断の材料になり得る点だと思います。
次回、比較記事を載せるつもりですが、静止画優先なら “OM-D E-M1”、動画優先なら “DMC-GH3” という棲み分けができそうな感じで、両者とも良い方向を向いている気がします。
え?いつの間にGH3ユーザーになったかって?
それは後日、レビュー記事にて・・・(笑)