【レビュー】登山とレンズ “Olympus M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6”

Posted by: soundathlete

トップ写真《Panasonic LUMIX GX1 + M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6》ISO160 – 14mm(28mm) – F7.1 – 1/1000》

6月頭、2度目の山登りに長野県は蓼科山に行ってまいりました。天気は素晴らしい晴れで、八ヶ岳はもちろん、北アルプスまでうっすら見えるほどの絶景でした。

持ち込んだ機材は、ボディ “Panasonic LUMIX GX1” にレンズ2本。今回はその1本である “Olympus M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6” の山での使い勝手について感想を述べていこうと思います。普段使いのレビューは過去の記事でご覧ください。

さて、m4/3の中では貴重な広角ズームレンズになる本製品ですが、ズームレンズの中では最小の部類に入るコンパクトサイズ。重さについてもまったく邪魔になることなく、登山口から頂上まで常時つけていることができました。

少々暗めのレンズということもありますが、天気の良い日であればまず困ることはないと思います。写りや解像感についても、値段以上のクオリティで満足度は高いです。

気になった点としては、このレンズは沈胴式を採用しているので、レンズを引っ込めないとコンパクトにならないということ。そして、使うときにはロックを解除しながらレンズを回す必要があるので、厚めのグローブなどを装着していると操作がもたつく感じがしました。

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《Panasonic LUMIX GX1 + M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6》ISO160 – 18mm(36mm) – F7.1 – 1/640》

さらに、これは私の腕の問題ですが、35mm換算で18mmスタートの超広角となると、構図をしっかりと決めないと迫力のない平凡な風景写真になってしまうことが多く、雲の配置なども考えながら撮る必要がありそうです。人数が多めのパーティーで登る際などには、カメラマンが下がることのできない場所での集合写真などに活躍するレンズかと思います。

個人的には、次の山のチャンスには自宅でお留守番になりそうなレンズとなりました。

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