買っちゃいました。Spectrasonics “Omnisphere” です。
以前からずっと気になっていて、去年のセール時は泣く泣く見送ったのですが、今回は思い切りました。
ハードウェアシンセが欲しい、とか記事にしていたのに・・・(笑)
でもでも、結論から言ってしまうと・・・もう最高です。このシンセサイザー!
まず決め手になったのは、そのサウンドクオリティーはもちろんですが、最近のアップデートでApple iPadからコントロールできるようになったこと!App Storeから無料のアプリ「Omni TR」をダウンロードし、MacとiPadが同じネットワーク上にいれば、ボタン一つでつながってしまいます。
このアプリを使うと、Omnisphere独特のエフェクト “Orb” を指先でコントロールしたり、音色の変更、各レイヤーのミックスなどが簡単に行えてしまいます。なんだかハードウェアシンセと、ソフトウェアシンセのいいとこ取りをした気分です。
巷では “豊富なプリセット” を前面に出してアピールされることが多いです。リアルなギターから、近未来感たっぷりのパッド、エッジの効いたシンセリードやドラムサウンドなどなど。事実、8,000を超える膨大なプリセットが用意されています。
が!ボクが惹かれたのは、各パラメーターのイジりやすさと、その効果が分かりやすく刺激的だったからです。
もちろん、プリセットを選んでパラメーターをイジっていくのも楽しいと思いますが、サイン波やノコギリ波からオリジナルサウンドを作っていくのを、「楽しい!」と思わせてくれる機能が満載なので、ボクはそういった使い方をオススメします!
フィルター類も非常に充実してますし、アルペジエーターはフレーズ作りや音色に動きを与えるのに最適です。Wave Shaper や Ring Modulator といったシンセサイザーお馴染みのエフェクトもしっかり搭載されています。さらにOmnisphereでは、複数の音色をレイヤーで重ねて発音できるので、 自分で作った音色を発展させて、新しい音色を作り出すことも可能なんですよ♪
正直、「シンセサイザーの基本」を抑えておかないと、各パラメーターの役割や効果が分かりにくいのは事実です。ただし、それさえ分かってしまえば、かなり複雑なサウンドや刺激的な音色に出逢えることを、このボクが保証します(笑)
なお、オータムセールと称して期間限定価格39,900円になっています!
気になった方は、是非この機会にOmnisphereを手に入れて、そのサウンドに酔いしれてみてくださいね。