もうプラグインは買わないって誓ったのに・・・(笑)期間限定で「VA-1からのアップグレードが$29だよ!」というメールの誘惑に負けてしまいました。
先日、Applied Acoustics Systems(以下AAS)が発表した新しいアナログ・シンセサイザー “Ultra Analog VA-2” を手に入れたので、簡単にレビューしたいと思います!
まぁ、実際の出音は公式YouTube動画をご覧いただくことにしましょう↓
いつも通り、ノリノリの演奏者が気持ち良い(笑)
インターフェイスが新しくなり、コンプレッサー/イコライザー/リミッター/エフェクトが内蔵され、64bit AU/VST/AAXフォーマットに対応したことなどは先日お伝えした通りですね。
実際に触ってスグに感じたことは、その軽快な動作。インストーラーが約20MBしかないことからも分かるように、非常に快適に動作します。プリセットの切り替えも瞬時に行われますし、演奏に対しての反応も良い!まさにハードウェアシンセサイザーのような感覚です。この辺りは、サンプリングではなくAASのお家芸である物理モデリングによる影響が大きいのでしょう。
ただ、相変わらずボタン類が小さい!このご時世に、なぜこの大きさなのだろうか・・・パラメーターの調整などをトラックボールでやっていると肩がこります(笑)
その他の機能についても、非常にシンプルにまとまっています。アルペジエーターなども付いていますが必要最低限。トンデモ・シンセサイザー Spectrasonics Omnisphere などとは正反対の位置にあるシンセです。しかし!その潔さにとても好感が持てるのも事実。
そんな古くさい部分も残しながら、旧バージョンであるVA-1から、ぶ厚く音楽的なサウンドはしっかりと引き継がれていますので、アナログシンセの温かいサウンドを探している方には、是非オススメしたいプラグインです!