【レビュー】Panasonic LUMIX DMC-GH3(OM-D E-M1 比較あり)

Posted by: soundathlete

少し前に手に入れた新しい相棒、ミラーレス一眼 “Panasonic LUMIX DMC-GH3” についてと、M4/3ユーザーなら選択に困るであろう “Olympus OM-D E-M1” との比較もちょっとだけ含めてみましたので参考にて頂ければ幸いです。

今回はボディGH3と望遠レンズ “ LUMIX G X VARIO 12-35mm”、“LUMIX G X VARIO 35-100mm” の2本を入手。結論から申し上げれば、非常に満足しています!

私のカメラ選びで重要だったのは、“静止画性能” と “動画性能” の両立。購入を検討していた2013年8月の時点で、これを満たせそうなカメラはGH3とGX7の2機種でした。GX7もいずれ手に入れたいと思っているのですが、防滴防塵、多くのハードウェアボタン、バリアングル液晶、手になじむグリップ形状といった点でGH3に軍配があがりました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

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まずどうしても欲しかったのが「AF/MF切り替え」のハードウェアボタン。多くのミラーレス機では、こういったボタンがメニュー内にあったりして、切り替えに時間がかかってしまうんですね。コンパクトで気に入っているGX1の一番の不満点でもあります。しかし従来のGHシリーズだけはしっかりとハードウェアとしてボタンがあり、今回のGH3ではさらに「ホワイトバランス・ISO感度・露出補正」などもボタンとして用意されています。これはかなり重宝しています!

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次に「バリアングル液晶」。子供の撮影や、狭い場所の多い登山での撮影には、このバリアングル式の液晶が欠かせません。低い目線/高い目線からの撮影であれば、GX7のようなチルト式でも十分なのですが、僕はけっこう上の写真のような使い方をします。「子供と同じ方向を向かざるを得ない状況」、例えばアンパンマンのステージを見ているとか、ディズニーランドの行列に並んでいるとか、そういった状況下でもバリアングル液晶であれば、こんな角度からでも撮影が可能です。けっこう使うんですよ!

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さらに、こちらの液晶はタッチ操作にも対応しています。それだけなら他のメーカーも同様なのですが、Panasonicの面白いところは「ファインダーを覗きながらでもタッチ操作ができる」というところ。これを使えば、ファインダーで被写体を追いながら、タッチ操作でフォーカスポイントを移動するなんてことができちゃいます!これ、子供の撮影にはとても便利。

以上が、GH3を選んだ大きなポイントです。

正直、“Olympus OM-D E-M1” の情報も入っていたので悩みました。が、E-M1はハードウェアボタンが意外と少ない点や液晶がチルト式だったこと、そして1080/60pでの撮影はもちろん、ALL-IntraやIPBといったハイビットレート形式が選択できる点といったGH3の動画性能の高さがが大きな判断基準になりました。

ただ、静止画性能に重点を置くのであれば、1/8000秒シャッターやフォーカスピーキング、実績のあるOlympusの防滴防塵性能、強力な5軸手ぶれ補正といった点から、E-M1は非常に良い選択肢だと思います。

高い性能とM4/3ならではのコンパクトさの両方を求めるなら、防滴防塵とバリアングル液晶は無いものの、LVF内蔵、ハードウェアボタン豊富、かつ動画撮影性能も高いGX7が良いでしょう。

マイクロフォーサーズ大好き管理人のGH3レビューでした!

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