心待ちにしていた方も多いのでは？ Ableton が “Live 9” と、新製品 “Push” を発表しました。
相変わらず積極的なアップデート内容で、とても好感が持てます！

気になった新機能を少しだけ見ていきましょう。

↓まず最初に紹介されている新機能、「オートメーションをクリップに記録」と「カーブで編集」ですが、とくに「カーブで編集」は待ち望まれていた機能かもしれませんね。

↓また、ブラウザもリニューアルされています。

カテゴリー別で探しやすくなった点や、外部ストレージに保存した音源などへのアクセスも容易になりました。中でもけっこう便利なのは、「フィルター機能」ですね。

単語を入力すると、音源やエフェクトを絞り込んでくれるのですが、OperatorやSamplerなどのプリセットまでをもフィルターしてくれるので、効率的に望んでいるものにたどり着くことができます。

↓標準プラグインも再設計によるクオリティーアップや、完全な新プラグインが追加されました。
「SSLコンソールのバスコンプレッサーをモデルにした」と詠っている “Glue Compressor” 、早く聞いてみたいです。

↓さらには、オーディオをMIDIに変換する各機能も大幅に強化されています！
ビデオを見ていただくと一目瞭然ですが、これからは「鼻歌」から簡単にフレーズを作り出してしまうことができるようになります。こういう “アナログ的感覚” って、これからは特に大切ですよね。使うのが楽しみです♪

気になるお値段の方は、「Live 9 Intro」が79ユーロ、「Live 9 Standard」が349ユーロ、「Live 9 Suite」が599ユーロとなっています。

要注目なのは、今回の「Live 9 Suite」にはなんと “Max for Live” が付属してくるという点です！
単体でもけっこうしたのに・・・なんという太っ腹。これはアップグレード必至と言えるでしょう。

いやぁ！楽しみだっ。