Ableton “Push” レビュー & Ableton “Live 9” 発売記念作曲セミナー

Posted by: soundathlete

20130416

OTAIRECORD presents “Ableton Live 9” 発売記念作曲セミナーに行ってきました!とは言っても、実際の目的は話題のコントローラー “Ableton Push” の実機に触れる事だったのです。

前半は作曲セミナー・・・というか、Ablton Live とはなんぞや?という点をメインに解説が進み、最後の1時間ほどがPushの解説という流れでした。

Ableton Push” を実際に触った感想は、「素晴らしい質感」の一言に限ります!

AKAI Professional との共同開発というだけあり、パッドの硬さも抜群。本体のクオリティーも、非常に高級感のあるマット仕上げとなっていました。そして、上部に用意されたノブの回し心地が最高に良かった!言葉にすると「ヌメッと」した感じです(笑)もちろん、良い意味で。

ずっと気になっていた、ライブパフォーマンス用コントローラーとしてのポテンシャルも確認ができました。

パッドが Ableton Live セッションビューのクリップ色に対応している点はご存知の通り。なにより発見だったのは、パッド最上段にある細長いパッドを使ったトラック選択はもちろん、“Device” ボタンを押すことで、トラックにアサインされているプラグインも簡単に選択が可能だということ。プラグインの選択については、ディスプレイに名前も表示されますし、任意のプラグインをワンプッシュで選択できるので、非常に快適です。

尚、あまりホームページなどでは触れられていませんが、このPush、けっこうな重量です。その重量のおかげで、しっかりとしたデスクなどに設置すれば、ノリノリでパッド演奏しても簡単に動いたり、ガタついたりすることは無さそうです。ただし、パフォーマンスのために持ち運ぶのには、ちょっと骨が折れそうですが・・・。

機能面については様々なホームページで紹介されていますので、そちらを参考にしていただくとして、個人的な感想としては Ableton が主張している通り「新しい楽器の誕生」だと思います。

パッドが “青色” と “白色” に点灯する演奏モードでの独特な奏法は、これから本格的に追求する人たちが増え、新しいプレイスタイルがたくさん出てきそうで楽しみです!

大変な人気で在庫が稀少なようですが、是非手に入れたいコントローラーの一つです。

Leave a Reply

CAPTCHA