【レビュー】BOSE QuietComfort20i(QC20i)ノイズキャンセリング・ヘッドホン

Posted by: soundathlete

BOSE QC20i

久しぶりにイヤフォンを新調しました!今回購入したのは BOSE QuietComfort20i(QC20i)。BOSE初のインイヤータイプのノイズキャンセリング・ヘッドホンです。

自分は電車通勤なので以前からノイズキャンセリングに興味があったのですが、どうしてもオーバーヘッド型は通勤で使う気にはなれず、その効果を体感したことはありませんでした。しかし!BOSEがインイヤー型でノイズキャンセリング・ヘッドホンを出したというのを聞きつけ、速攻で飛びついてしまった次第です(笑)

ボディはブラウン色、新たに開発されたというイヤーチップ「StayHear+チップ」が特徴的で、一目みただけでBOSEのヘッドホンだと分かります。イヤーチップはS/M/Lの3サイズ同梱されているので、一度すべて付けてみて、どれが自分に合うか試すと良いと思います。

BOSE QC20i Control Module

こちらの写真がコントロールモジュール。一世代前のiPod nanoくらいあるでしょうか・・・。このコントロールモジュールのおかげで高いキャンセリング力を実現しているわけですが、収納場所には困りますね。とくにiPhoneなどと一緒に使うと、iPhone側に近いところにコントロールモジュールがあるので、iPhoneと重ねて持つ必要があったりします。あと、ホコリが付きやすいボディ素材なのもちょっと気になる。写真でシルバーに見えるのが、電源ボタンです。こちらをONにしないと、キャンセリングが有効になりませんので注意してください。

スグにでも装着したい気分ですが、可能であればまずは付属のUSBケーブルでヘッドホンを充電しておきましょう。マニュアルによると、約2時間の満充電で最大約16時間使用可能とのこと。尚、コントロールモジュールのバッテリーランプが点滅し始めると残り3時間未満というサインらしいので、点滅したら充電するというサイクルで十分間に合いそうです。万が一バッテリーの残量がなくなった場合でも、通常のヘッドホンとして使用できる点は安心。

充電が終わったら、いよいよ装着!イヤーチップを軽く耳に押し込んで装着し、コントロールモジュールの電源をONにすると・・・周囲の雑音がかき消されます。慣れないうちはビックリするかも。そのくらい高いキャンセリング力です。

今回のQC20iには「Awareモード」と呼ばれる機能を搭載。リモコン部分のボタンを押すとモードが切り替わり、音楽が再生されたまま周囲の必要な音を聞き取ることができるようになります!今まではコンビニに入って会話するときや、電車の車掌さんのアナウンスを聞くときなどは、いちいちヘッドホンを外さなければならなかったのですが、なんとその手間が省けちゃうのです。自分も試してみましたが、確かに周囲の音がしっかりと聞こえます。これは助かる!

さて、肝心な音質ですが、これもさすがBOSE。以前使用していた BOSE IE2 と似た性格で、下から上までしっかりと聞こえます。QC20iに関しては、ノイズキャンセリングのおかげで音量を必要以上に上げる必要がないので、耳への負担も軽減できているような気がします。個人的な好みを申し上げれば、もう少し高音の伸びが欲しいかな?しかし、リスニング用としてバランスはとても良く調整されていると思うので、自分の楽曲のチェック用にも活躍しそう。

しばらく使ってみた感想として、電車のような環境でサウンドトラックやクラシックといった音量の小さめの音楽を聴くのに、ノイズキャンセリング・ヘッドホンは凄く効果的だということが分かりました。

いやぁ、買って良かった!

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