先日記事にした OLYMPUS “PEN E-P5” に続き、今日もカメラの話題を。Panasonic が 新型ミラーレス一眼 “LUMIX DMC-G6” を国内で正式に発表しました。

進化した部分だけ見た感想からすると、写真性能・動画性能共に非常にバランスの良い機種に仕上がっていると言えそうです。

前機種のDMC-G5同様、動画では AVCHD Progressive（1080/60p）をサポートし、Panasonic一眼のお家芸である動画撮影時のフルタイムオートフォーカスももちろん搭載しています。3.5mm径の汎用マイクジャックが付いたことによって、外部マイクが接続できるようになったのも嬉しい変更点ですね。

尚、個人的な目玉機能として、マニュアルフォーカスを行った場合に「今どこにピントが合っているのか？」が一目で分かる “フォーカスピーキング” も見逃せません。

すでに発売されているフラッグシップ機 “LUMIX DMC-GH3” とは、搭載されているセンサーや高ビットレート動画撮影、操作性などで差別化を計っていますが、それらが必要でない方にとっては、こちらの G6 は価格的にも、性能的にも選びやすい機種となりそうです。

また、G6 のセットレンズである「LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S」は、GH1のセットレンズであった「LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH. MEGA O.I.S」のリニューアル版で、便利な10倍ズームはそのままに、大幅な小型化と軽量化、そしてズーム全域で明るくするという素晴らしい進化を遂げています。これ一本で35mm換算24〜280mmの焦点距離がカバーできてしまうので、使い勝手は抜群です！

残念ながら、GH1＆GH2 に受け継がれてきた “マルチアスペクト” は封印されてしまいましたが、センサーもGH2のものを使っているようですし、この2台の後継機と言っても過言ではないと思います。

コストパフォーマンスと動画性能を求める方に一押しのミラーレス一眼ですね！