先月、新しい Mac OS Mavericks の登場に合わせて、iMovie もアップグレードされましたね。
操作も簡単で、工夫次第でかなりクオリティの高いムービー制作ができるiMovie。しかし、使い続けていると「もっとこうしたい!ああしたい!」という欲が出てきます。ナイス向上心!
そんな時は、Mac App Store から5,000円で購入できちゃう “Motion 5” をインストールしてクオリティアップを計りましょう。昔はトンデモない値段で買う必要のあったモーショングラフィックスのソフトウェアが、こんなお手頃な値段で買えるなんて・・・良い時代ですね。
さて、なぜここへ来て “Motion 5” をオススメするかというと、今回の iMovie のアップグレードで両者の親和性が高まったからなのです!
実際にご覧に入れましょう。仮にこんなテキストを Motion で作ったとします↓
これをムービーに書き出すのですが、ここで「Apple ProRes 4444」というフォーマットを使用します。これが重要なポイント!
これを旧バージョンである iMovie 9 に取り込んで、メインの映像や写真の上に重ねてみると、残念ながら背景が黒くなってしまい使い勝手の悪い状態になってしまいます。
ところが、新しい iMovie 10 で同じことをやってみると・・・なんとアルファ(透明)が効くじゃありませんか!
恐らく iMovie を使いこなしてきた時に感じる多くの不満が「テキスト・タイトル」に関係することかと思いますので、こうやって Motion と組み合わせることでその弱点を補うことができてしまうのです!
まぁ、お気づきの通り Motion は簡単なソフトではありません。ただ、YouTubeなどにたくさんチュートリアル動画がアップされたりしていますので、そういった情報を上手く使って、テキストの入力だけでも覚えておくと表現の幅がグンと広がります。
是非、チャレンジしてみてください!