ずっと持ってたのに、タイミングがなくて観れていなかった映画。
中島哲也監督の「告白」を、やっと観ることができました。
スゴかったです。この映画。
「正義とは?」「責任とは?」「愛とは?」
観る人の価値観で、180度答えが変わりそうな傑作。そして問題作です。
“いじめ” による自殺や、その加害者を追い込むネット世論が取り沙汰された今こそ、
見直すべき作品なのかもしれません。
その強烈なメッセージを、見事なまでに “エンターテインメント” として完成させています。
印象的な色使いや表現方法を取り入れたシーンと、なんでもない見慣れたシーンとのコントラストが逸品ですので、そういった映像美にも注目してみてください。
自分の場合、娘が生まれる前に観るのとその後では、まったく違った見方になっていたような気がしていて、こうやって遅れて観ることになった事が、逆に良かったと思えています。
この衝撃を、是非みなさんにも味わって欲しいですね。
そして、考えてみて欲しい。
あなたなら、どうする?
あなたなら、誰になる?