Namm SHOW 2013 にて、M-AUDIO から新型MIDIキーボード “Axiom AIRシリーズ” と “Axiom AIR Mini” が発表されました。“Axiom AIRシリーズ” は25鍵盤、49鍵盤、61鍵盤の3機種、“Axiom AIR Mini” はモバイル専用という感じで32鍵盤のみという展開になっています。
どちらも様々なDAWのコントローラーマッピングに対応した「HyperControlテクノロジー」を搭載したことにより、ProToolsやLogic、Liveなどのコントロールが自動的に設定され、すぐに使い始めることができます。
僕はこの「HyperControlテクノロジー」が初めて搭載された “Axiom Proシリーズ” の61鍵盤モデルを使っているのですが、本当に便利です。基本的なコントロールはもちろん、純正プラグインのパラメーターなども自動的にマッピングしてくれるので、ソフトシンセのフィルターをグイグイ触りたい時や、EQの微調整をしたい時なども、簡単かつスピーディーに動作へ移ることができます。
世間の記事では、“Axiom Pro がパワーアップ!” と紹介されていることが多いのですが、実際の立ち位置はどうなんでしょうね? “Axiom AIR” という名前からして、“Axiom Pro” とはターゲットが違うようにも思えます。個人的に重宝している「ASCIIメッセージ対応テンキー」が省かれていることからも、差別化が計られているような気がします。
アメリカでは2013年5月頃の発売を予定しているようですが、日本ではいつになるのか・・・。実際に触れられる日が待ち遠しいですね。
そして同時に発表された、音楽制作ソフト「Ignite」も面白そうですね。これは次回の記事で、詳しく取り上げていきたいと思います・・・お楽しみに!